世界各地のグループショウやソロショウの

お話をいただいて、

2018年はどこにどのショウを組み込もうかと

考えているところです。

面白いことに、

香港や上海のギャラリーでは

龍の絵を(これはまあ、そうなりますよね)是非と言われ

ヨーロッパでは、富士山、桜を求められることが多く、

ニューヨークではカラフルさと和的な統合を評価され、

微妙に求められることが違う。

スカイプやメールでやりとりしながら

ああ、面白いなあと思います。

世界各地のキュレーターさんと

やりとりをしていると、

自らの絵に日本アイデンティティがあることを

知って驚きます。

 

たとえば富士山、桜。

ただただ好きだから、描く。

ですが、

それは日本のアイコン。

世界からみた日本という国のシンボルでもあるんだな、と。

そこまで和を意識したことはないのですが

自然に湧き出る日本的アイデンティティ。

そもそも、

いまだに、浴衣や着物を着て

海外を歩くと

NINJYA,SAMURAI,GEISYA

 

と言われることも多いのですが、

日本の印象ってわかりやすいですね。

 

そうそう

ワンピース!と言われたこともありましたね

↑漫画はとにかく大人気。

 

 

日本に固執することはないので

世界のどこで暮らしてもいいと考えている

私ですが、根づいた日本アイデンティティは

アウトプットとしては大切にしていきたいなと。

狙っているわけではなく

色合い、

マテリアルに神聖な神社の砂を混ぜること、

モチーフ、

などなどどうしても和のものが好きになってしまうので。

それを評価されたり求められたりするのは

ある意味、とても嬉しいことではないかと。

 

あ、ショウで

着物や浴衣を着るのは

ある意味、狙ってます。笑

というか喜んでもらえるので着ているのもありますが

個人的に、着物や浴衣の柄も大好きだから、です。

 

 

香港、ベルリン、とグループショウは

新たに描くものではなく今あるものの中から、なのですが

個人的には描いてショウに出したものは

すでに私の中では過去の作品なので、

ギリギリまで

まだ描ける。まだ新しいものを生み出せる。

と、キュレーター泣かせの間際族です。

でも、つまんないですよね

今あるものに満足していたら。

 

 

 

来年はニューヨークと東京を軸にしたショウですが

ヨーロッパのどこでどんな開催をしよう、と

計画中。そのやりとりのためにも、英語は確実に

最低限マスターしたい大事なポイント。

仕事と描くことと、英語

この繰り返しで休まない数ヶ月、すでに気持ちは

2018年しか見えてません。