ギャラリーにとってレセプションパーティーは

とても大事なイベントです。

大抵は、オープニング初日に行いますが

今回は私の仕事の都合上、イレギュラーな

タイミングでの開催にしたので、

会期の間のレセプションになりました。

しかし、いろんな方が来てくれて

いろんなことをお話しできて

nycのアート情報誌掲載が決まったり

インタビューがあったり、

サプライズがたくさんありました。

何より楽しいのは、

とにかくアーティストと

絵について話しができること。

できること、とはいえ私の語学力では

なかなか全てを理解はしてませんが(笑)

MARIの絵はここが素晴らしいよ

ここをもっとこうしたら

このアートレジデンスおすすめだよ

などなど、本当に親身になってアドバイスをくれます。

同じアーティストだから。 

台湾のショウでたまたま

きてくださっていて

NYに旅行中にわざわざ

訪ねてくださった台湾の女性。

思わぬ再会です。

そして不思議だったのは

このアメリカの方。

突然わたしの龍に向かって

祈りを捧げ始め

目を潤ませて

なんでこの絵たちは涙がでるんだろう、と。

私にもわかりませんが

魂を込めているからかな

だって全ての絵は

根底がLiving Powerfully

ですもの。

 

で、三回もきてくださって

何回も龍におじぎして帰っていかれました。

 

 

ところで

実に面白いな、と想うのは

ギャラリーに立っていると

スカウトがいくつもくることです。

つまりはどのギャラリーも自分のところの

契約アーティストを探している。

ギャラリーオーナーが席を話した隙に、

そっと私にビジネスカードを渡し、

こっちのギャラリーで何かやらないか、

フェアに出さないか、うちで売らないか

グッズをコラボしないかなどなど色々。

そういったオファービジネスカードだけで

30枚くらいになりました。

が、その辺は私も詳しいジャッジがわからないので

nycのアート事情に詳しい日本人の(ここ大事)

お友達に、明日じっくりヒヤリングして決めていきたい、

と、想います。

嬉しかったのはヨーロッパのキュレーターさんが

たまたま来ていて、チャレンジだと想うけど

ヨーロッパでやってみないか?と。

ヨーロッパは大好きな場所なので。

 

 

 

 

思えば最初はロスで開催した2014年の10月。

NYでやりたくて300位のギャラリーにアプライし、

返事をくれたギャラリーに40件以上足を運び売り込みし

辛辣なことも言われながらそれでも歯を食いしばって

スキルを上げて、上げて、(まだまだですが)

チャレンジし、

やっと開催できたのが2015年の5月のグループショウ

のち、さらにアプライを続け、

わざわざ仕事の合間にニューヨークに来て

売り込みをし、

2017年の1月、初めてのソロショウ。

ギャラリーとの契約アーティストになれて

そこから、今回にいたり2度目のショウになります。

 

しかし

スキルが上がっていくと、

自分が足を運んで売り込みにいかずとも、

どんどん他から声がかかってくる。

その中から、自分が乗りたいチャンス

そしてやりたいことを重ねていく。

そういう流れになるのだなと、想いました。

 

 

だけど反面、

まだまだだな、と。

とにかくもっともっとたくさん勉強して

たくさん描いてコツコツ描いて

美しいものをたくさん見て、

感受性をもっともっと研ぎ澄まし生きて、

上手でなくてもいいので、魂が伝わる絵を

描いていかねばと。

来年の私の目標はもうすでにバシッと

心の中では決まったので、

あとはコツコツ突き進むだけ。

そして、さらなるチャレンジイヤーになるので

もっと英語を本気でやらなくては、と思っています。

そんなこんなで

仕事もあるのでまだあと9日間、

NY滞在。

ちなみにギャラリー展示は30日がラスト。

ついでに29日木曜日は、ライブペインティングを

ギャラリーでやる予定です。