難病の子どもたちの夢を叶えてあげるという
活動をされている
Make a Wishさん経由で
闘病中の小学生の男の子、ショウくんからの
お手紙を受け取ったのは初夏の頃。
私に龍の絵を描いてもらうのが夢だという。
もちろん、私でよければ
絶対に描いてあげる!
と諸手を挙げてオッケーをしたものの、
ニューヨーク出張も重なり、
身動きが取れず。
気持ちだけは焦りながら、
ニューヨーク滞在中に、
こんなイメージで描こうという脳内想定をして
帰国すぐに描き始めたショウくんの龍。
やっと福岡に届けに行けた。
待ち合わせの部屋の扉をあけた瞬間、
溢れるようなショウくんの笑顔が。
もともとは
お母様が私のブログのファンでいてくださり、
一緒に見ているうちに
ショウくんが私の絵のファンになってくださったのが
きっかけだった。
すでに7月に退院していて、
お写真をいただいた時より
はるかに元気になってたショウくん。
私が届けた絵を
大切そうに抱きしめている姿が
なんとも愛しかった。
闘病は、想像をはるかに超える
大変なことの連続だと思う。
だけど、彼は言ってくれた。
夢が叶った、
これからどんどん夢を叶えていきたい。
と。
わたしごときが
彼の夢であったことにも感謝。
夢が叶う瞬間に立ち会えたことにも感謝。
私の絵が、彼のこれからの希望になることを思うと
本当に描いてきてよかったとしみじみと思った。
どんなにデジタルな時代でも
やっぱり
人と人との温もりに
かなうものはないと思う。
ショウ君の人生に
龍の絵が一筋の光を
届けてくれますように。
私につながるまでに
ほんとうにたくさんの人が介在していることを知り、
Make a Wishさんの活動にも感銘。
ゆっくり絵を渡せる場所を
提供してくださった
ホテルグランドハイアット様にも多大なる感謝。
私にとっても
2018年で一番最高の日になった。
本当に、ありがとうございました。
そして
ショウ君とご家族の未来が
ずっと希望に包まれますように。
心から祈りを込めて。
そういえばニューヨークから戻ってから
一ヶ月。
その間に、インタビューしていただいた
ECCジュニアさんの雑誌。
世界でチャレンジするというテーマで
巻頭ページで掲載いただきましたが、
たくさんの方にご連絡いただき、
励みになった、元気がでた、
という声をいただいている。
私はただただ自分に素直に
チャレンジしていっているだけなんだけど、
誰かの元気になれているとしたら
こんなに嬉しいことはないな、と。
だからこれからも頑張り続けるのだろうと思う。
日本では2回しか行わないソロショウ、
毎年恒例
表参道のソロショウは一ヶ月後。
元気を浴びに、きてください!
そして私は1月17日からまた
ニューヨークでのチャレンジがはじまります。
東京とニューヨークを行ったり来たり、
来年はさらに加速しそうです。
そうそう、二月に出版予定の
本も現在粛々と執筆中!