2017年は
1月ベルリングループショウ
2月のニューヨークソロショウから
はじまり、
6月福岡のソロショウ、
8月台湾のソロショウ、
9月ニューヨークソロショウ二回目、
10月香港いくつか出展
と駆け回ったわたしの絵たち。
そして12月の表参道のソロショウで、
2017年をしめくくります。
最後の方で
腎盂炎になりかけたり
ぎっくり腰になったり(現在回復途中)
ちょっと不調だったくらいで
あとは走った走ったという感じ。笑
生き急いでいるのですか?
と聞かれますが
やりたい気持ちを
抑えなかったらこうなるという感じ
こっちでやらないかと言われたら
そのまま流れに乗ってきたら
こうなっているというか。
でも正直ちょっと走り過ぎたかな。
仕事とアートのバランスは、
私は全然大丈夫なんです。
むしろ両方いい影響与えてる。
ただ、
もっと深く自分の絵を振り返り
スキルを上げていくことも
必要だな、と反省もあります。
ミュージシャンが
一年かけて、
ツアーをやるように
今年のわたしの絵はこれです、
を持って日本や世界を回る。
だから
2018年の私の絵は
また違うものをお見せしないと
いけない。
って自分で決めてます。
成長してない自分は
見たくない。
常に少しずつでいいから
バージョンアップしていたい。
わたしにとっては昨日のことも過去なので
過去の自分には興味がないのです。
ああ、今は
こんなMARI NISIMURA
なんだね、って思っていただきたいなと。
そういえば
私は
いわゆる、
「共感覚」を持っていることが
小さい時からのコンプレックスでした。
情報がまず
「色」として入ってくるので
処理能力がおそらく人の倍以上必要です。
たとえば音楽聞いてても
まず色感覚です。
人も街も色感覚で記憶しています。
私が子供の頃って、
やれ脳の病気だとか
やれ色盲じゃないかとか
あちこち病院で首を傾けられました。
いまは共感覚って普通になって、
病気ではないってことになってますね。
仕事仲間にも、
文字だけの共感覚の人がいます。
その人は、文字が全部色で見えるそうです。
文字が踊るように見えるそうです。
私は言葉は色でキャッチしている
可能性があるけど
文字はそうでもありません。
共感覚って色々みたいです。
ある種の機能障害でもあり
ある種の個性でもある。
仕事の合間の大事な時間に、
白いキャンバスを目の前にして、
好きな音楽をイヤホンで聞くと
脳裏に色が重なって浮かび、
その鮮やかな色彩を
手が表現している
そんな感じがぴったりくるかもしれません。
来年は
そんな共感覚ならではの
アートを
表現していけたら面白いなって思います。
表参道、
三日間、
ちょっと早いクリスマスパーティーだと
思って、遊びにきてください。
わたしはこの三日間は、
仕事そっちのけで
ずっと立ってます。
(あ、ぎっくり腰が痛かったら座ってます)
さて来年はどんな世界で
どんなショウをやろうかなあ
美しくて、心に響く絵をえがきたいなあ。