4月19日から22日に開催された
NY ART EXPO終了しました。

感動すぎて言葉がないくらいで
なかなか文章にまとまらないのですが、

一言で言うと、
本当に人生においての
上位に入るくらいの
かけがえない挑戦をして、
宝物のような思い出をつくれた。
としか言いようがありません。

たくさんのアーティストと出会いました。
たくさんの世界中の素晴らしいアートと出会いました。
大きなイベントで、それぞれが自分の絵と向き合い、
演出を考え、いろんな思いを抱えます。

始まりの前。
誘ってくださった、
いわばチャンスをくださった想いに
答えることができるだろうか、
私の絵はどう評価されるのだろうか。
とプレッシャーで
実は眠れませんでした。(案外小心者)

ニューヨークのチェルシーでの
ソロショウは
もう何度か経験しているので、
感覚的には
熟知しているつもりでしたが

まったく違いました。
初めてのことだらけ。
規模も違う。


設営も含めて5日間、
日に日にアーティスト同士も
仲良くなっていき、
交流が芽生え、
新しい絆がうまれていきました。
世界中に。

世界中から
キュレーターや
ギャラリストが来るので、
たくさんのスカウトも来る。
ウチでショウをやらないか?
って感じですね。

ライブペイント中、
地元のテレビ局の
取材?も突撃されたりもしました。
インタビューに答える
私の英語がグダグダで
ここはちょっと落ち込みましたけど。笑
英語はコツコツやるしかないとして。

絵を買っていただいた
方にも多大なる感謝。

でも何よりも私が嬉しかったことは
2つでした。

一つは、
チームの力。
私は一人でこのショウを
やり終えたわけではないんです。

みんなとともに、
そしてみんなに支えられて
私はこの場に立たせていただいただけ。

アーティストはとかく、
孤独な戦いです、
描いている時は、
自分と戦うしかない。
人の評価とか気にしちゃいられない。

でもこういうショウでは
まわりの力をたくさん借りながら、
なんとか成功できるのです。
私はただの、
描くだけの人なので。

もう一つは
たくさんのキュレーターさんから、

マリの絵はオリジナルだからすばらしい。
そのオリジナル技法とカラーと
日本的な感性を
大事にしてね。

というメッセージや
お声をいただきました。

自分で確かめてみたくて、
時間を見てなんども
まわりのブースを見ましたが、

たしかに、
同じ手法の人はいないし
良くも悪くも、
別のタイプの絵だった。

これは、
私の一つの自信になりました。
この絵の手法にたどり着くまで2年間、
しつこく画家の叔母にアドバイスを求め、
画材屋で画材をみては試し、失敗し、
画集を貪るように見て、
美術展はほぼ全部足を運び、
睡眠時間は3時間で、
仕事の合間に何かひとつ必ず毎日描く、
をただただルーティンのように
重ねてきました。

まだ、たどり着いたと言っても、
この手法を持って
どんな成長をしていけばいいか。

細かいことはできない
私のダメな部分を
どうリカバリして個性にしていけばいいか。
いろんなことを考えながら
ここから登っていかねばならないので
入り口に立った、
までです。

でも自分なりの手法。
が見えたことにとても安心しました。

私はこれから
まだまだ描いてまだまだ。
成長します。
私なんてまだまだ、です。
でも
世の中をパッと
明るくするアートを生み出したい。
なぜなら人生は8割辛く苦しいものだから
だけど愛しいものだから。

心に力を届けることができるような
灯火のような絵を生み出したい。

生きてる限り。
来世も絵を描く人に
生まれたいな。

ありがたくも
来年のNY ART EXPOも決定し、
すでに場所もブッキング。
すでに気持ちは来年です。

数あるスカウトの中の
Art Baselお誘いも、
ちょっと気になっているところ。
とにもかくにも
私がいい絵を描くしかない。
あとは流れにまかせます。

2019年のアートシーンも世界中に
どんどん広がっていっています。

最後に
このようなチャンスをつなげてくれた
倉本美香さん。
そして仲間の皆様に、
会場に来ていただいた皆様に。
そして日本からたくさん
エールを送っていただいた皆様に、
感謝を込めて、
何度言っても言い足りないけれど

ありがとうございました。

いい絵を描いていくことで
恩返しがしたいです。

9月17日からは
チェルシーでのソロショウを控えてます。
(あ、6月末には福岡でソロショウがあります)

9月末からはソロに合わせて
一ヶ月くらいニューヨークに滞在しようかなと思ってますので
是非来てくださいね。

今週ニューヨークでの広告の仕事を終えたら
月曜日のフライトで日本に戻ります。