7月、ロンドンの非公開グループショウでの
来年のロンドンアートフェアの選考に
プレゼンをするというノルマで
ロンドンへ行ってきました。

私がニューヨークで仕事をしている案件の繋がりで
ひょんなことから
ロンドンに展開する日本企業の
BENTO事業のコピーなどを担当することにもなり
ロンドンでは広告ジョブも兼ねての渡英。

せっかくヨーロッパに行くなら兼ねてから
行こうと思っていた
ベネチアの
アートディレクターの元へ
来年年明けのベネチア国際展の
作品の打ち合わせをとアポをとり

だったらパリで会う人と
だったら
イタリアで会う人と

ならば

ヨーロッパのギャラリーに
アポをとって
アート営業をしようと

30くらいのギャラリーにアプライ。
12つのギャラリーに
お返事をいただき、

ヨーロッパを12日間で

回ることに。

基本はニューヨークで
活動をしてるアートですがヨーロッパは新しい反応があり
本当に面白かったし
勉強になりました。

無事に2020年ロンドンアートフェア出展も決定
ベネチアも決まり

様々な
アートギャラリーとの
交渉もスムーズに。
来年どこのギャラリーとどんな展開をするのか
これから数ヶ月で考える段階に。

もともと
ヨーロッパ
特にイタリアがとても好きなので、
イタリアで何か展開があると嬉しいなあと
夢見ていたこと。

一歩踏み出した感じのヨーロッパ
大変でしたけど、
楽しかったです。
価値ある一歩になりました。

そして帰国したら
映画の撮影。

私が映画の一部になる??

最初お話をいただいた時

いやいや・・・と、尻込みしましたが
HIBIKIというこの映画は、
2011年の311大震災の後、
ジャーナリストの監督が
様々な国の部族を周り、

10年かけて

生きるとは、そして命が残していく
メッセージとは
という、壮大なテーマでありながら
とてもインスパイアされる内容だったので
是非に、と承諾しました。

撮影は1日に及び、
その中で私は淡々と絵を生み出し、
ただただそれを撮影していただく。

最後に、私が思う
生きる
ということのメッセージをインタビューで語っております。

不思議と、
いつものように
無心で描くことができました。

私が指で描く段階からの
シーンを
カメラに収めてもらうのは
きっと初めて。

この映画は来春完成、
2020年から2021年にかけて
世界の映画祭を回ります。

今年、ひょんなことから
カンヌ映画祭のビエンナーレにご招待いただきましたが

映画繋がりというか・・・

カンヌから戻ってすぐに
このオファーがあったことを考えると

何かのご縁だったのかなと。

ぜひ来年のカンヌ映画祭にも
エントリーしてほしい
そんな映画です。

こんな部族を撮影できるってどんな人なの?

と思う
亭田監督、

お会いしてみたら
なるほど納得です。笑

今まで誰もみたことがなかったような
部族の生活、マインドが映画に収められていくようです。

来年の夏には
富士山麓で
部族の方々を日本にご招待して

近代のAIなどとの融合
音楽祭を計画されているようで

壮大なテーマで
壮大な計画の映画。

どんな風に自分が
爪痕を残しているかもとても楽しみです。

思えば今年は
1月ニューヨーク仕事
4月ニューヨークART EXPO
5月カンヌビエンナーレ
出版
6月出版サイン会、トークショウ
  福岡アートショウ
7月出版イベント
  ヨーロッパツアー
  映画撮影

と、ものすごく動いてきました。

8月はTNCさんの美の鼓動 のロケ
  そうそう、岡崎市での龍ライブペインティング込みの
  サイン会トークショー

などなどまだまだ目白押し、
そして9月末から10月いっぱい
ニューヨークで仕事とアートショウをやります。

ずっとご縁があった
契約アーティストになっている
チェルシーのギャラリーで
初めてのメインアーティストとしての
1ヶ月のロングランソロショウ。

期待に応えるために
頑張って演出を考えていきます。

まだまだ人生の挑戦は続きます。

本当にやりたいことのために
できることはすべて。

どんな2020年を迎えるか
いまからとても楽しみです。

にしてもいやー
よく動いた。

いつ休めるんだろう。