2018年の夏に
編集者のおーいしさんと出会ってから
あれよあれよと出版に至り、
そして5月26日に出版を迎えた。

「龍スイッチはじめよう」WAVE出版

基本は
コピーライターとして
コピーや時にCMなども
携わっている
いわゆるずっと広告制作者として
生きてきた私だけど

ここ数年は

様々なチャレンジを重ね
世界でペインティングアーティストとしても活動、
自分で言うのもなんだけど
「果敢に」人生に挑んでいる。

だけど
私の人生は、
けして平坦ではなく、
もともとの自分の生まれ落ちた環境は
波乱に満ちたものだった。

学生時代にそれを
誰かに言うことも
共有することもなかったけれど

今やっと、

ああ。あの苦労もあの悲しみも
全部自分の底力になってるし

その人生のバックボーンがなかったら
こうして挑戦し人生を切り開くことが
できなかったかもしれないな、と思うし

そのままならなかった環境にも
オッケー!と手をふれるようになったかもしれない。

表紙こそポップで
おちゃらけスピ本のようになってはいるが
案外、深い。

わたしは共感覚という、
小さい時からの
ちょっとした個性?変性?
を持っていて

・・・小さい頃は
これが変な子としてだいぶんコンプレックスだったし、
小学生時代は病院を転々とさせられた。

いろんなものをまずはじめに
色で認識するなんて、
なかなか理解されがたいので
病気とカテゴライズされても
いたしかたなかったな、と。

でもそれさえも
武器にしてその流れで

憧れの雑誌だった
VOGUEさんでも
連載コンテンツを持ち
やがて一年になるし

面白いものだなあと、思う。

出版イベントも
八重洲ブックセンターで
満員御礼、

様々な方にたくさんの本の感想をいただく。

「泣きました」

「まだまだ人生がんばれる気がする」

「勇気と元気をいただいた」

「友人にプレゼントしたい」

こんな声を聞くと

心から嬉しい。

何かをきっかけに
人生にギアを入れる
ことって
確実にあると思う。

それぞれが持ってる人生の時間は
有限だから、
どれだけ行動し
やりたいことに向かえるか、だと
確信しているので

そんな気持ちが届けば
書いた甲斐があった。

ニューヨークで
泣きそうになりながら
仕上げた原稿。

コピーの仕事とは
また全然違って、

なんどもなんども
編集者さんと
やりとりし
書き直し
また仕上げ・・と繰り返し

マラソンをやっと走り抜いた感じでしょうか。

そして
まりさんは何を肩書きにしていくの?

広告の仕事は?

とよく聞かれるけど

死ぬほどコピー書いてます。いまだに。
広告ジョブでのたうちまわりながら
プレゼンで日本中を駆け回り
だめだしされて
また書いてまたCM企画して

っていうこれまでと同じ流れ。

広告はニューヨークでもありがたく仕事
させていただいているんで

その合間に
アートのソロショウなども
させていただき
ついでに
制作活動もして

にしまりちゃんとしての
活動も楽しんでやっています。

個性を全部生かしていく、
どうなっていくのか
何をベースにとか、

どうでもいいので

肩書きは

チャレンジャー

でいいんじゃないかなと。笑

そのままチャレンジャーとして
死んでいくんじゃないかと。

でも、来世も
またこんな大変な人生でもいいなって
最近は思っていたりする。

ただひとつ
最近確信してるのは

絵を描いている私が
最高に幸せで
最高に素の私です、ということ。

なので、
バランスを変えながら
チャレンジしていくのだろうと、思います。

「龍スイッチはじめよう」WAVE出版

ぜひ手にとって読んでみてください。

案外男性のファンが感想をたくさんくれて
うれしかったりします。あはは。笑